縦型名刺と横型名刺はどちらを選べばいい?

デザイン

名刺には縦型のものと横型のものが存在しています。現在広く主流しているのは横型名刺です。
実際に名刺を作るときは、横型と縦型の特徴やメリットを理解した上で選ぶとデザインもしやすく、まとまりある名刺に仕上げられます。
また、どのような情報を名刺に載せたいかにもよって適した向きがあります。

横型名刺の特徴とメリット

言語を問わず文字を入れやすい幅広さから、日本での主流は横型名刺となっています。横幅に余裕があるため、テキストが長くなっても収まりやすいのが大きなメリットでしょう。特にURLやメールアドレスなど改行しにくいテキストが長い場合、縦型名刺だと収まりきらなくてレイアウトに苦労するというようなこともありますが、横型名刺なら問題なく収められます。
こうした情報の記載のしやすさから、デザインテンプレートなどを探してみても、横型タイプのものが多く、色々なデザインから選びやすいというのも横型名刺ならではだと思います。

横型名刺のデメリット

横型名刺は主流の名刺であるため、デザインに大きな個性がないと他の名刺に埋もれてしまいがちというのがデメリットでしょう。
先にご紹介した通り、横型名刺はデザインの幅が広いので、目立たせたい場合は他の名刺との差別化を図ったデザインにする必要が出てきます。

縦型名刺の特徴とメリット

テキストを縦書きにしたデザインをしたい場合には、縦型名刺の方が適しています。また横書きでデザインすることも珍しくありません。
縦型名刺のメリットは、シンプルなデザインでも目立ちやすいという点です。名刺入れに収納しても横型名刺とは向きが異なるため、シンプルなデザインでも目に入りやすいのです。

縦型名刺のデメリット

横型名刺と比べ、テキストを収める難易度が高いことなどからデザインの自由度が低めになりがちです。テキストによってはどう頑張っても改行が必要になり視認性が低下したり、どうしてもワンパターンなデザインになってしまいます。

まとめ

名刺の主流は横型ではありますが、それぞれ違ったメリットがあります。自分が名刺に何を載せたいのか、どういったデザインにしたいのかを明確にしてから横型にするのか縦型にするのかを決めるのがおすすめです。