プライベートで使えるプライベート名刺とは?作成するときのポイント

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名刺と聞くとビジネスシーンで使用されるイメージが強く、専業主婦の方や学生の方にとっては無縁のものと思われがちです。
しかし今、意外な使い道の名刺が大ブームになっているのはご存知でしょうか??

プライベート名刺とは?

プライベート名刺とは、仕事で使うビジネス名刺以外の名刺を指します。例えば趣味で知り合った人に渡したり、ママ友同士で交換する「ママ名刺」やペット仲間に渡す「ペット名刺」というものもあります。

さらにビジネス名刺では記載しないことも自由に記載できるので、プライベートでも精力的に活動するのならば、コミュニケーションを円滑に進めるツールとして持っておきたいアイテムとなります。

プライベート名刺には何を載せるべきか

ビジネス名刺はある程度フォーマットが決まっています。一方でプライベート名刺は、自分が相手に知っておいて欲しいということを自由に載せることができます。
載せる内容の候補としては、下記の内容になります。

名前/ニックネーム

まず必須なのは自分の名前、もしくはニックネームです。本名ではなくニックネームでも良いというのがプライベート名刺ならではの特徴でしょう。
ニックネームの場合、見る人によっては読み方が難しいこともありますので、読み仮名も一緒に書いておくと親切です。
本名でも変わった名前だったり、複数の読み方がある場合は同じく読み仮名を振っておきましょう。

連絡先

プライベートで使っているメールアドレスや電話番号がある場合も載せましょう。ただしビジネス名刺と違ってこれらは必須ではありません。
メールや電話での繋がりはしたくないという場合は載せなくても構わない項目です。

SNSアカウント

TwitterやFacebookなど、SNSで活動している場合はそのアカウントを載せましょう。
プライベート感の強いメールや電話で繋がるのは躊躇するという方、趣味で繋がりたいという方は、より載せることをおすすめします。

ブログ/サイトURL(QRコード)

ブログやサイトを運営している場合は、それらのURLを記載するのもいいでしょう。URLではなくQRコードを発行してデザインの一部に取り込むという方法もあります。
ブログ名やサイト名も一緒に載せておけば、さらに受け取った人が調べやすくなります。

趣味/特技/自己紹介

趣味や特技、軽い自己紹介を入れるケースも珍しくありません。
自分はこういう活動をしている、好きなものの中でもさらにこれが好き、というように、プラスアルファでアピールしたいことを記載するようにしてみましょう。

見やすく、個性的なデザインにするためのポイント

趣味やプライベートの名刺だからこそ、内容に合わせて少し個性的なデザインにしてみても問題ありません。
例えば趣味に関係するイラストを入れてみたり、自画像を入れてみたり、カラフルな色味にしてみたり…とプライベートの自分を適切にアピールできるデザインにチャレンジしてみましょう。
しかし、名刺で一番重要なのは情報です。「見やすさ」を維持するために、下記のことは注意してデザインしましょう。

文字間の余白を適切に

文字がぎゅうぎゅう詰めになってしまうと、読みづらいだけではなく、受け取った人の読む気すら奪ってしまいます。
文字と文字の間には適切な余白を設けましょう。

使用フォントは多くて2種類に抑える

色んなフォントが使われていると統一感がなく、余白がしっかりしていても何となく読みづらいという印象を与えてしまいます。
フォントはできれは1種類、多くても2種類に抑えて使う様にしましょう。

文字サイズを考えて設定しよう

重要な情報は大きめに、補足情報は小さめに、というように、情報によって適切な文字サイズに揃えていきましょう。
このサイズも適当に考えるのではなく、名前は15px、他の情報は10px、というようにはっきりと2パターンくらいで決めておくとデザインしやすいです。

まとめ

プライベート用の名刺は必須のものではありませんが、そのコミュニティーでコミュニケーションを円滑に進めていきたい、人脈を広げるために便利なアイテムです。
ビジネス名刺とは違い、自分だけの個性的な名刺が作れるのがプライベート名刺の魅力でしょう。
プライベートでも精力的に活動したい人は、ぜひプライベート名刺の活用を考えてみてください。