基本が分かる!抑えておきたいチラシレイアウトのコツ。

チラシ

チラシのデザインは手に取った人に与える影響がとても多いです。名刺と違って業種によって大きく載せる情報も異なりますので、デザインを考える時に悩むという方は多いです。
チラシにはただ情報を載せるだけではなく、目標としているターゲット層にささるデザイン・内容である必要があります。
デザインを考えるというと難しい感じもしますが、チラシレイアウトの基本はどんなデザインであっても大きく変わることはありません。
いきなりデザインから考えるのではなく、基本のレイアウトを知ることで、効果のあるチラシを作っていきましょう!

チラシレイアウトの基本

最初に情報を整理しよう

チラシを作る前に重要なのが、掲載したい内容やターゲット層を整理しておくことです。
「何を誰に伝えたいか」がはっきりしていないとレイアウトを考えるのも大変ですし、結局何を伝えたいのかわからないチグハグなチラシができてしまいます。

チラシの基本は3グループでできている

チラシは上部エリア、中エリア、下部エリアの3グループでできています。上部エリアは最初に目に止まりやすい場所なので、キャッチコピーなどを載せます。
中部エリアには伝えたいことをメインに、そして下部エリアには会社の情報や問い合わせ先情報などのアクションを起こすための情報を載せるのが一般的です。
同じ情報はまとめて配置することも意識してください。例えば料金表が上にも下にもあったら非常にみづらいデザインとなってしまいます。

人の目線に合わせて要素を配置していく

人の目線は、左上から右下に「Z」を書く様に流れていく法則があると言われています。この目線の動きに合わせて適切な情報を載せていきましょう。
適切な情報を導線に合わせて載せることで、伝えたい情報を効率よく伝えることができます。

見やすいデザインにするコツ

チラシの基本をご紹介したところで、今度はさらに見やすいデザインにするコツをご紹介いたします。

使う色、フォントを決める

チラシに使う色、フォントは種類を決めておきましょう。色もフォントもいくつも使ってしまっては、統一感の無いデザインになってしまいます。
基本的に色は3色〜4色、フォントは2種類程度に留めておくと、まとまりが出て見やすいチラシに仕上げやすいです。

またフォントは一つの情報ごとに同じものを使いましょう。同じ情報で別のものを使ってしまうと視認性が格段に下がってしまいます。
このように関連性の高いものは同じ色、フォントを使うように意識するだけで、情報もすんなり入ってきやすいチラシになります。

配置する時は位置を揃える

画像やテキストを配置していく時に意識したいのが、左揃えです。
特にテキストについては人の目は左から文字を読む習性になっているため、必ず左揃えで整えましょう。
揃える位置がバラバラだとチラシ全体の導線が分かりにくくなってしまい、結果的に内容の入ってこないチラシになってしまいます。
画像などに関しては必ず左である必要はありませんが、高さや幅、開始始点の位置は必ず揃えるようにしてください。

メリハリをつける

全て同じ大きさのテキスト、同じフォント、同じ太さだとデザインのメリハリがなく、本当に伝えたいことが何か分かりにくくなってしまいます。
アピールしたいテキストはフォントを変えたりサイズを大きくしたりし、全体にメリハリをつけましょう。