チラシの配色には「季節感」を取り入れよう!

チラシ

カラーチラシの場合、内容の配置だけでなく全体の配色にも意識していく必要があります。
例えばターゲット層に合わせた色にしてみたり、企業や商品のイメージカラーを取り入れたりと、チラシの配色を決める方法はたくさんあります。
その中でもぜひ取り入れて欲しいのが、季節感を取り入れた配色です!

季節感を取り入れるといい理由

期間限定感を出すことができる

季節感を取り入れるだけで期間限定なイメージを与えることができます。実際にそうした内容でなくても、季節感のあるデザインを見るだけで期間限定の情報があるかもしれないと、見る人の目を引きやすくなります。

共感を得やすい

チラシでアピールするときには、共感を得やすい内容にすることが求められます。そして季節感のある配色にするだけで、手軽に自然と共感を得やすいデザインにすることができます。
配置が全く同じデザインでも、季節感に合わせた配色に変えるだけで新鮮さを感じさせることができます。

季節感を取り入れる配色のポイント

上記は簡単な例ですが、文字の色と背景色に季節のイメージを取り入れています。
文字と図形だけでも色を意識するだけでも十分に季節感を感じられると思いませんか?

春の配色

春は桜をイメージしてピンク系を始めとした明るい色をメインに、新緑を表す黄色や黄緑などを配置しても雰囲気を伝えられます。全体的に明るいカラーが春のイメージにぴったりです。

夏の配色

夏のイメージにはは暖色と寒色が使われることが多いです。夏の暑さに負けない明るさを与えたいのならエネルギッシュさを感じられるオレンジなどの暖色系を、爽やかな清涼感を表現するなら寒色系がおすすめです。

秋の配色

秋は「紅葉の秋」という言葉がある通り、自然の豊かさをより感じられる季節です。配色も紅葉をイメージした赤や茶などの落ち着いた暖色系を使うと、うまくまとめられます。

冬の配色

冬は寒さや澄んだ空気を感じられる季節です。そのイメージに合わせた青や白などの明るい寒色系を基本にし、ホッとする暖かさのあるデザインにしたいのなら赤などの暖色系をプラスしても良いと思います。
また、クリスマスやお正月などのビッグイベントに因んだデザインにするならば、ゴールドなどの華やかな色を使うのもおすすめです。

1つのチラシに使う色は3色に抑えよう

チラシの配色をする時に気を付けておきたいのが、使う色の数です。色は多くても3色に抑える様にしましょう。
使う3色を決めたら、今度はそれぞれの色をベースカラー、メインカラー、アクセントカラーに振り分けて考えていってください。

ベースカラー

まず背景などに広く使う色であるベースカラーを決めましょう。ベースカラーは濃い原色系だと内容が目立たなくなってしまうため、白やグレーなどの明るくて薄い色が使われることが多いです。

メインカラー

メインカラーは一番主張が強いカラーとなるため、商品や企業のイメージカラーなどにするのがおすすめです。他にもターゲット層に向けたカラーを選んだりしてもいいですね。
見出しやキャッチフレーズなどの全体のイメージに大きく影響する部分に使うカラーとなりますので、与えたいイメージに合った色を選びましょう。

アクセントカラー

アクセントカラーは見落とされたく無い情報に使う色です。使われる範囲は他の2つの色と違って限られますが、メインとはまた違った重要なことを伝える時に重要な役割を果たします。メインカラーとの反対色を使うと引き締まるのでおすすめです。

まとめ

チラシをまず読んでもらいたいと思ったときには、まず人の目を引きやすい季節の配色を試してみてください!
配色をマスターすれば、ほぼ同じ内容のチラシでも見出しの色や背景色などを変えるだけで効果的なチラシに変貌します。